焼き肉店集団食中毒:衛生管理の実態確認を 食肉施設立ち入り調査へ /宮崎
未選択焼き肉店集団食中毒:衛生管理の実態確認を 食肉施設立ち入り調査へ /宮崎
焼き肉チェーン店の集団食中毒で厚生労働省が全国の自治体に関連業者の監視指導を指示したことを受け、県は6日、県内8保健所の担当課長を集め、今後の調査の進め方を協議した。牛や馬の生食用食肉を提供する県内の飲食店や食肉処理、販売業者の取り扱いの実態を確認し、対象となる全施設を立ち入り調査する。
県衛生管理課によると、器具の消毒や保存方法など国の基準に基づく衛生管理を徹底しているか確認する。調査は、感染の危険性が高い幼児や高齢者が利用する家族向け焼き肉店や、食肉処理施設などから進め、違反がある場合は生食用食肉の取り扱いを中止させる。
県は昨夏、全国で広がった病原性大腸菌O157の集団感染を受け、9~10月に宮崎市を除く各市町村の焼き肉店など110施設を訪問調査。生肉を扱うはしと食事用のはしは使い分けるよう客に声かけすることなどを指導した。同課の担当者は「生肉だけでなく、ホルモンや通常の肉も火がきちんと通っていないと感染の恐れがあり、注意が必要」としている。
県内では近年、O157など重症化の恐れのある腸管出血性大腸菌の集団食中毒事例はないが、昨年1月、宮崎市の飲食店で鶏刺しを食べたグループの14人が食中毒を発症し、カンピロバクターを検出した。今回、鶏肉は調査対象外だが、宮崎市保健衛生課は「牛や鶏を問わず、生肉は食中毒の危険性が高い。高齢者や子供に食べさせないでほしい」と注意を呼びかけている。【石田宗久、百武信幸】
5月7日朝刊
(この記事は宮崎(毎日新聞)から引用させて頂きました)
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