＜ほっとするニュース＞漁師の絆、被災地支援 新潟でおさかな元気まつり

＜ほっとするニュース＞漁師の絆、被災地支援　新潟でおさかな元気まつり

　漁場が甚大な被害を受けた東日本大震災の被災地を、漁師仲間として支援しようと、新潟漁業協同組合や県などが７日、新潟市の同漁協で、チャリティーイベント「にいがたおさかな元気まつり　～がんばろう日本の漁師～」を開いた。売り上げを義援金として寄付する一般参加の競り市や鮮魚の直売が行われた。



　開会式で泉田裕彦知事が「とれたての魚をいっぱい食べていただき、復興支援に力を貸していただきたい」とあいさつ。参加者には南蛮エビが入った浜汁２００杯が振る舞われた。一般参加の「素人競り市」では、実際の競り市と同じ方法でヒラメやメバル、サクラマスなどが競りにかけられ、威勢のいいかけ声とともに新鮮な魚が次々と売られていった。



　新潟漁業協同組合の小田政市組合長は「船を失い、家族を亡くす。漁師にとってこれ以上の悲劇はない。被災地には風評被害もある。新潟から力になりたい」と話した。



　募金箱も設置され、競り市などの売り上げも合わせ約１８万円が義援金として被災地に寄付される。【小林多美子】





(この記事は社会（毎日新聞）から引用させて頂きました)



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