要望受け車2台を遠野市に寄贈、被災地支援続けるインド人団体/横浜
未選択要望受け車2台を遠野市に寄贈、被災地支援続けるインド人団体/横浜
東日本大震災の被災地を支援しようと、横浜に住むインド人らでつくる慈善団体が、車両2台を岩手県遠野市の市社会福祉協議会に寄贈した。ボランティアらを運ぶ“足”として活用されている。震災直後はインドカレーの炊き出しなど食料支援が中心だったが、現地のニーズに素早く対応。自ら運転して現地まで届けた。
寄贈したのは、インドに本部のある慈善団体「ユニバーサル・ブラザーフッド」(ババ・ハルデブ・シン代表)の日本支部。横浜市中区で電気製品輸出会社を経営するイシュワール・ムルリダール・チュガニさん(59)が支部長を務める。
震災後、「自分たちにできることはないか」と、県が避難所を開設していた県立武道館(横浜市港北区)への食品提供や炊き出しを実施。その後、つてを頼って複数の被災地を支援してきた。活動に参加したのは計120人に上り、資金は世界各国の仲間からの浄財を充てた。
提供する物資や活動内容は現地に確認、「『温かい食事がしたい』と聞けば炊き出しをし、『子どもの生活用品がない』と言われればその日のうちに手配した」とチュガニさん。国や自治体などの支援の隙間を埋める形で、臨機応変に対応してきたという。
仮設住宅の建設が進み、炊き出しは減ったが、遠野市から「市内に宿泊して被災地で活動するボランティアの移動手段が足りない」と聞き、車を寄贈することに。1台30万円の中古車2台を購入、7月末に仲間と運転して届けた。同市社協は「これからの息の長い活動に、なくてはならない支援」と感謝する。
寄付金は底を突いたが、チュガニさんは「今後も寄付を呼び掛け、現地での要望に応じた支援を続けたい」と話している。
(この記事は神奈川(カナロコ)から引用させて頂きました)
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