＜キャバクラ放火＞殺人罪などで元組長ら２人起訴…名古屋

＜キャバクラ放火＞殺人罪などで元組長ら２人起訴…名古屋

　名古屋市中村区のキャバクラ「クラブインフィニティ」が放火され３人が死傷した事件で、名古屋地検は１０日、山口組弘道会系暴力団の元組長、池本賞治（４６）と元同組員、又村光俊（３４）の両容疑者を殺人や現住建造物等放火などの罪で名古屋地裁に起訴した。



　一方、逃走用車両を運転していたとみられる元同組員、松屋誠被告（２５）＝売春防止法違反罪で起訴＝と、放火の約２時間前に同店で起きた器物損壊事件を指示したとされる同組幹部、浅利英勝被告（３４）＝器物損壊などの罪で起訴＝も殺人容疑などで逮捕されていたが、地検は処分保留とした。



　起訴状によると、池本、又村両被告は共謀し１０年９月３日午前０時４５分ごろ、同店にガソリンをまいて放火。愛知県知立市の飲食店従業員、佐野方紀さん（当時２７歳）をやけどによる感染症で死亡させ、女性従業員２人にけがをさせたとしている。



　愛知県警中村署特別捜査本部は、池本、又村両被告が放火現場にいたとみている。２人の殺意の認定について、地検は、ガソリンをまいて放火した行為が「未必の故意」に問えると判断したとみられる。





(この記事は社会（毎日新聞）から引用させて頂きました)



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