<野田新内閣>官僚ら「話をよく聞いて、政策進めて」
未選択<野田新内閣>官僚ら「話をよく聞いて、政策進めて」
野田内閣で新たに就任した閣僚に対する霞が関の官僚の反応や望むことは。
民主党が09年夏の衆院選でマニフェスト(政権公約)に掲げた目玉政策だった「八ッ場ダム(群馬県)の建設中止」。国土交通省は現在、ダムの必要性の有無を検証する作業を進めており、今秋にも結論を出す予定。
前田武志国交相は64年から16年ほど、旧建設省に在職していた。
ある国交省幹部は「工事事務所長経験者でもあるので、一から説明する必要がないのは助かるが、時代は変わり、八ッ場は経緯のある話なのできちんと説明して対応方針を考えてもらうことになる」と話す。
別の幹部は「どれだけ関心を持っていただいているか分からないが、検証結果を踏まえず頭ごなしに決断されるようなことはないと思う」と話した。
八ッ場ダムを巡っては、8月29日に開かれた国交省関東地方整備局と関係1都5県の「検討の場」で、同整備局はダム建設案が、治水・利水両面で代替案よりコストが抑えられるとの検証結果を公表。一方、「事業再開の結論ありきで、検証作業は不十分」と反発する意見も上がるなど、混とんとした状態となっている。
厚生労働相には副厚労相の小宮山洋子氏が昇格した。副厚労相として労働と子育て分野を担当してきたが、今後は医療や年金、食品の放射能汚染対策など幅広い施策について判断を迫られる。厚労省の幹部は「厚労省は担当分野が非常に広いので、官僚の話をよく聞いて政策を進めてほしい」と注文を付ける。
また、ある愛煙家の職員は小宮山氏が禁煙推進議員連盟の事務局長として活動してきた経歴に触れ、「厚労省の敷地内にある喫煙所を廃止するなどと言い出さなければいいが」と、“戦々恐々”としていた。
【樋岡徹也、佐々木洋】
(この記事は社会(毎日新聞)から引用させて頂きました)
Panasonic 3つ星ビストロ スチームオーブンレンジ NE-A263-CK 格安・激安通販
消費者庁
金融庁
PR
Comment form